2018年1月30日火曜日

タクシー関連法のまとめ2

タクシー(運転手)に関係する法律・法令の主なものは以下の6つ。

●タクシー業務適正化特別措置法
※タクシー業務適正化特別措置法施行規則
●道路運送法
●旅客自動車運送事業運輸規則
●一般乗用旅客自動車運送事業標準運送約款
●道路交通法
●道路運送車両法


回(タクシー関連法のまとめ1)は、
タクシー業務適正化特別措置法」について整理しましたが、
今回は道路運送法」を取り上げてみたいと思います。

この法律は、道路運送の分野における利用者に対するサービスの円滑かつ確実な提供を促進すること等を目的としたもの。

具体的には...

★第13条(運送引受義務)

「空車」表示の際は、運送を引き受けることを前提としているので、法的根拠なく...運転手の都合で引き受けを断ることは出来ません。
また、
その法的根拠とは、
当該条文、
そして「旅客自動車運送事業運輸規則」の第13条に規定されており、
該当する場合に限り...運送の引受け及び継続の拒絶が可能となるわけです。
因みに...
当該条文に規定されている「拒絶の条件」は以下の通りです。
①当該運送の申込みが第11条第1項の規定により認可を受けた運送約款
(標準運送約款と同一の運送約款を定めているときは、当該運送約款)
によらないものであるとき。
→許可運賃以外の運賃によるもの
などが挙げられます。
「3,000円で〇〇まで行ってよぉ!」などがそれに当たります。
②当該運送に適する設備がないとき。
→「車内・トランクに収納不可能な携行物がある場合」などがそれに当たります。
③当該運送に関し申込者から特別の負担を求められたとき。
④当該運送が法令の規定又は公の秩序若しくは善良の風俗に反するものであるとき。
⑤天災その他やむを得ない事由による運送上の支障があるとき。
⑥前各号に掲げる場合のほか、国土交通省令で定める正当な事由があるとき。
※なお...「旅客自動車運送事業運輸規則」の第13条については、
次回の「タクシー関連法のまとめ(3)」ご説明する予定です。

★第14条(運送の順序)


『一般旅客自動車運送事業者は、運送の申込みを受けた順序により、旅客の運送をしなければならない。ただし、急病人を運送する場合その他正当な事由がある場合は、この限りでない。』
と定められており、
要するに...後から乗車を希望したお客様が
「チケット振り・振り」していても、
先に乗車を希望したお客様が優先となるわけです。

★第20条(禁止行為)


「東京特定指定地域」には、特別区(23区)そして武蔵野市及び三鷹市が指定されており...
タクシーに乗務するうえでは、それぞれ「営業区域」というテリトリーが存在します。
当該条文には、
一般旅客自動車運送事業者は、発地及び着地のいずれもが、その営業区域外に存する旅客の運送(路線を定めて行うものを除く。)をしてはならない。
と規定されています。


旅客運送契約して良い例(「東京特定指定地域」)
品川駅高輪口(港区)→蒲田駅東口(大田区)
※「営業区域(内)」なのでもちろんOK!
池袋駅東口(豊島区)→横浜駅西口(横浜市)
川崎駅東口(川崎市)→東京タワー(港区)
※乗車地もしくは降車地が「営業区域(内)」なのでOK!

客運送契約してはいけない例(「東京特定指定地域」)
川崎駅東口(川崎市)→横浜駅西口(横浜市)
※乗車地及び降車地が共に「営業区域外」なのでNG!

といった事柄etcが明記されています。

P.S.
当該「タクシー関連法のまとめ」は、
晴れて今年(2018年)タクシー運転手デビューを果たした知人(後輩)の復習を兼ねて、
タクシー(運転手)には...こんなにも関する法律・法令があるんですよ!』といったことを知っていただくために書いている記事(ブログ)です。 

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