2017年12月25日月曜日

タクシー運転手とインサイダー取引

古い話で(は)あるが...2006年、
村上ファンドを率いる村上世彰氏がインサイダー取引で逮捕されたというニュースがありました。

さて、
“プロ中のプロ”と自認していた村上氏でさえも違反してしまったインサイダー取引(規制)とは?

簡単に言えば...
規制の対象者」が(会社の)「重要事実」を知り、
その情報が「公表される前」に、対象である会社の「株券などを売買」すること。
そして、そのことを規制しているものです。

話しは(少々)脱線しますが、
内閣府が毎月実施している景気の動向を示す「景気ウォッチャー調査」

タクシー運転手、小売店の店長、娯楽施設の従業員、自動車ディーラー、派遣従業員といった景気に敏感な職種に就く人々を“景気ウォッチャー”に見立て、肌で感じる景況感を調査しているものです。

“景気ウォッチャー”としてインタビュー・任命されたことはないが...
実は、私も株(取引)を行う端くれ。(^^;

では、
タクシー車内で知り得た情報をもとに、株取引をして・儲けた場合はどうなるのでしょうか?

結論から言えば...
インサイダー取引(規制)の違反になる可能性もある模様です。
※非常に“曖昧な”表現で恐縮です。m(__)m

上記「規制の対象者」は...大きく分けて、
会社の内部者」と「情報受領者」になります。

会社の内部者」は比較的・判り易いですよね。

上場企業の役員や従業員、そして・アルバイトさん、更には退職後1年以内の人までもが含まれるようです。

そして、判り難い「情報受領者」ですが...

「会社の内部者」から直接「重要事実」を知り受けた者が「1次情報受領者」であり(インサイダー取引の)対象となり、
「1次情報受領者」から更に「重要事実」の伝達を受けた「2次情報受領者」は規制の対象外となります。

上場企業の情報を「業務上で」知りうる立場にある取引会社の役員や社員は「1次情報受領者」となり、
更には...
関連書類などの印刷を請け負った印刷会社の社員さんなども、
「業務上で」情報を知り得るため「1次情報受領者」となるようです。

ただ...
居酒屋で「会社の内部者」が話しているのを(例えば)隣の席でたまたま小耳にはさんだ場合は、
「漏洩の意図」が成立しないため、セーフ!とも言われている模様。

そうなると、
タクシー運転手という立場(立ち位置)は...
「業務上で」情報を知り得ることとなるのか?
それとも、
たまたま小耳にはさんでしまう状況と認定されるのか?

いろいろ調べてみる限りは、前者となるように感じられますので、
(ご同業者の方々は)頭の隅にでも入れておいていただければ幸いです。

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