2017年12月14日木曜日

2020年・東京五輪での無人タクシーは実現されるのか?

本日・無人自動運転の公道実験が行われた。公道上での実験は日本「初」。
実験を行ったのは自動運転技術を開発するZMP(東京・文京)。

そして、
この試みは、2020年・東京五輪での無人タクシーの実現に向けたもの。

運転席は文字通りの「無人」。
ハンドルが自動的に左右しながら(車両の)向きを変え、ブレーキに足をかけることなく停止する様子が夕方のニュースなどでも流れた。

本日の実験は自動運転のレベルでは“4”と位置付けられるらしく、完全「自動運転(化)」である“レベル5”の一歩手前とのこと。

さて、タクシー運転手である我々にとっての関心事は、
“本当に...2020年・東京五輪において、無人タクシーが実現されるのか?”
といったところ。

今年06月02日・外国特派員協会において、日本交通の会長(川鍋一朗)さんが
タクシー業界の「近未来」についてのスピーチを行った。
http://blogos.com/article/226658/?p=2
出典:提言型ニュースサイト「BLOGOS」

そのスピーチ内の質疑応答において、興味深いやり取りをみつけましたので...ご紹介。
↓↓↓
“ =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
Q9:東京に「自動運転」を実現するインフラはあるか?
(ビジネスタイムズ(シンガポール):アントニー・ローリー)

川鍋:首都高速であれば、すでにトヨタは全部できると、公式見解で発表はされていませんが、私は感じています。特に羽田空港から豊洲までの一直線は実は結構簡単です。高速に関してはすぐに進むと思われます。いわゆるETCゲートを通ってからETCゲートを出るまでは、自動運転タクシーもそうですし、みなさまのプライベートカーでも、早い段階で自動運転が相当進むのではないかと思います。

全自動運転車が一般的になるには、「技術的な側面」と「経済的な側面」があると思っています。技術的には、道がある程度広くて、あんまり混んでいないところ。そうすると、カリフォルニアとか、東京でも田舎が候補となります。世田谷区は永遠に無理だと言われていますが、そういう地理的な条件が非常に重要になってきます。もう一つ、経済的には、人件費が安いところではドライバーが運転したほうが圧倒的に安いので、自動運転車はなかなか進まない。

シリコンバレーは人件費が高く、道も広いので一番早く進む。日本は人件費が高いですから、お金の面では整いますけども、道という面では環状線以外は難しいのではないかと思われます。そうすると、おそらく、自動で走るところのほかに、その近辺にローカルな運転手がいて、そこからちょこちょこと運転する。そういった新しい形態のタクシーが生まれるのではないかと想像しております。
 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ”
興味深いと思ったのは、
『世田谷区は永遠に無理だ..』のくだり。

私は、完全「自動運転(化)」の実現を大前提で進めているものだと思っていたが、
どうやらそうでもないとも考えられる。
※AIが「万能」というわけではないですから...当然といえば当然です(よ)ねぇ。

川鍋会長は日本交通さんのトップであると同時に、
東京ハイヤー・タクシー協会のトップでもある。

日頃(から)頑張っているタクシー運転手のためにも、
タクシー業界をより良い「近未来」へと導いていただきたいもの。

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